心と体はつながっています。言葉では分かっていても、実際に実感するのはそう簡単なことではないかもしれません。
心が軽やかでいる状態、リラックスしている感覚、緊張がない状態は、肩に力が入っておらず、身も心も壮大な草原に寝っ転がっている状態です。
この状態になると、至福を感じたり、ひらめきが浮かんだり、直感が鋭くなります。そして喜びが増して、自然と笑顔がこぼれてきます。
ここ数か月充実した日々を過ごしてきましたが、なかなか自分の時間が取れずにいました。
身体も悲鳴を上げていたのは12月末頃に自覚していました。
1月に整体の施術を受けた後、昔痛めた腰痛が突然浮かび上がり、さらに悪化し、常に腰に手を当てている状態でした。
このような状態でも仕事をこなし、他者に与えることばかりをしてきました。人と関わることは、とてもハッピーなことなのですが、やはり自分の体が健やかでないと、体の奥深い部分で違和感を感じてしまいます。
笑っていても真の笑ではないような感じです。自分の深い体の一部分に痛みを抱えた状態です。
先日、早朝にゆっくり自分の時間を取り、丁寧にアサナ(ヨーガのポーズ)を実践しました。
ただただ、自分の体、筋肉、骨、内側の細かい部分に焦点を当て、実践しました。
まず、ネガティブな感情を溜めやすい肩回りの部分からのリリースです。次に身体を支える土台となっている足元を強化するアサナを行いました。
ゆっくり1時間かけてひとつひとつ体の繊細な部分をリリースしていきました。
結果、全く生まれ変わった自分になっているのに気づきました。
体がとにかく軽く、痛みが驚くほどに吹き飛びました。腰痛が消え去ったのです。
ヨーガとは、ただ体を動かすことではなく、シンプルな動きでも繊細な部分でひとつひとつ感じていくことが大切です。
丁寧に自分の体のケアをしてあげれば、自分の体を自分で調整し、心身共に軽やかで爽快な状態になれます。
今の状態は、喜びに溢れ、自然に笑顔が出てきます。
集中力も増し、数日前まで全てを投げ出したい気分になっていたのが幻のようです。
笑顔が自然と出てくる状態は自身も他者もハッピーにさせます。
日頃から自分のケアを意識して行う大切さを深く感じた瞬間でした。
自分を大切に愛していけば、他者もさらに愛していけるとはこのことなのでしょう。
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