精神を集中させようと思ってもなかなか難しいものです。
瞑想をしようと目を瞑り、呼吸に意識を向けようと試みても、ついつい雑念が現れ、気づいたら1分程しか集中していなかったということはよくあります。
集中できなかったことに苛立ったり、反応せずに楽しんで瞑想時間を楽しむのも継続につながります。
またある意味、この雑念こそが案外ヒントを与えてくれる場合もあるので、全体の瞑想の過程を見ていくのもひとつの方法だと感じます。
文学博士の本山博さんによると、精神集中は、心、意識と無意識を含めた大掃除だと言います。
無意識の浅い部分であろうとも、心がきれいに澄み切ってくると、自分の殻を破って対象と一体になることもでき、他人の立場に立ってモノを見ることができるようになります。
天才や発明家は、ものごとに捉われない心の持ち主だと昔から言われていますが、これはつまり、モノの立場でモノを見て、考えることができるので、どこをどうすればよいのかモノの方から教えてくれるようになるそうです。さらに、本山博さんがおっしゃっているのは、自分でも自分が変わってきたのがわかるはずと言います。
ここで挙げる明らかな変化として、
①あまり怒らなくなる
これは中医学的に見ても、内臓の働きも滞ることなく、気、血、体液がスムーズに流れているということにもなるでしょう。
②人の言うことをよく聞ける
③ものごとへの集中が深くなる
④たくさんのことを同時に考えることができる
⑤体が非常に健康になる
⑥声が穏やかで優しくなる
⑦目がキラキラと輝く
⑧インスピレーション(直感)が鋭くなる
このような状態に達すると、例えば、人を使う立場にいる人なら、仕事は非常にスムーズに運ぶように部下の全員が動いてくれるようになるし、人を使う立場にいない人でも、いままでと比べて遥かに人間関係が円満になってくるそうです。
これは、正しく「ゆとり」があるということでしょうか。自分の健康や精神に余裕があると、平安で穏やかな状態になります。体内の体液循環もスムーズに流れ、臓器、感覚器官が研ぎ澄まされた状態は、精神にもゆとり、リラックス状態(副交感神経と交感神経のバランスが取れている)を保つことができます。
①あまり怒らなくなるは肝経に関わり、
②人の言うことをよく聞けるは、耳で聞く腎経、
③ものごとへの集中が深くなる のは腎経、
④たくさんのことを同時に考えることができる 脾系、
⑤体が非常に健康になるのは、心経が安定しており、
⑥声が穏やかで優しくなる 、声がはつらつしているのは肺経、
⑦目がキラキラと輝く のは肝経、
⑧インスピレーション(直感)が鋭くなる のは、腎経
と勝手に中医学と当てはめてみました。
精神集中をする上で大事なことは、継続していくことでチャクラが高い次元での活動を始め、超能力が目覚めてくるそうです。直感力ですね。
ある土地に立っただけで土地の動き、気の動きを感じることができ、その土地が発展するかどうかを知ることができるようにもなると言われています。
ただ大切なのは、高慢になったり、自分を偉くみられたいといった心を持った場合は、逆行するので、「まだ先は長い」と自分に言い聞かせ、もっともっと高い次元に進めるように努力を続けていくということです。
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